「しんぶん赤旗」2009/04/17
18市民要求で交渉 
対馬市と党小島氏ら


 日本共産党対馬市委員会は十三日、対馬市に対し、市民要求に関する申し入れをおこないました。

 申し入れには、党対馬市委員会の糸瀬正彦委員長、小島勝也福祉対策委員長、武本哲勇対馬市議が参加。大浦義光、斉藤勝行両副市長が応対しました。

 この市民要求は、同市委員会が全市で取り組んだ「市民アンケート」をもとに十八項目にまとめたものです。

 保育料の引き下げ、中学校までの医療費無料化、国保税の引き下げなどのほか、高齢者のバス無料化、海・空路運賃の引き下げ、比田勝‐博多間のジェットホイル再開など交通手段の充実を求めています。

 また、高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致について、反対が圧倒的に多いと指摘。誘致すれば市が二分され、町おこしの支障になるとして、市長の強い反対のメッセージが必要だとしています。

 副市長らは、財部能成市長が入院中のため、後日、市長と相談のうえ回答したいと答えました。