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暮らし守る3氏必ず
諫早市議選29日告示 提案権めざす
長崎県諌早市で二十九日告示、四月五日投票で市議選(定数三十四)がたたかわれます。日本共産党は、木村かずとし(66)=現、中野太陽(31)=現、西田京子(60)=元の三氏を擁立し、現有二議席から三議席をめざします。
三連休となった二十日〜二十二日、各候補は、ふちせ栄子衆院比例候補とともに街頭から支援を訴えました。
木村候補
木村市議は、先日閉会した諫早市議会で、国保料の引き上げに日本共産党以外のすべての議員が賛成したことをきびしく批判しました。
「不況で暮らしがかつてなくきびしくなっているときに一割以上もの値上げは市民の生活に深刻な打撃を与える」と指摘。「国保基金を一部使うだけで、一世帯一万円の引き下げはできる」と訴えました。
また、稼働以来故障が相次いでいるクリーンセンター(ごみ処理施設)について、「メーカーの責任を明らかにせよ」と毎回議会で追及してきたことを報告し、「みなさんの願いにこたえ、市政の監視役としての役割を果たせる議会をつくっていこう」と呼びかけました。
中野候補
中野市議は旧多良見町で訴え。
「合併して四年。いいことはなかった」「地域はすたれるばかり」など合併に対する住民の不満の声を紹介しながら、国保料や介護保険料、上下水道料の負担増など「負担は大きく、サービスは低く」なった合併後のくらしや地域格差を告発。
「住民の目線で地域の発展のため力を尽くしたい」と決意を述べました。
西田候補
四年前二十七票差で惜敗した西田候補。
この四年間、市民の要求を市と交渉して実現するなど、身近な相談役として市民の信頼を得てきました。
西田候補は日本共産党の三議席の意義を強調。「三議席になれば、みなさんの願いを議案として提案できる。国保引き下げ、後期高齢者医療制度廃止の願いを届けることができます」と訴えました。
ふちせ候補は衆院選挙と合わせて市議選への支持を呼びかけ、「身近な市議会議員にはくらしをまもる防波堤の役割がある。国保料引き上げに反対したのは日本共産党の議員だけ。くらしを支える日本共産党を大きく伸ばしてください」と呼びかけました。
これまで保守だったという早田政之さんは、「議会には歯止めをかける者が必要。共産党は弱い者の味方。まっすぐ筋が通っている」と期待を寄せました。 |
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