小沢代表の説明には納得できない 
企業・団体献金の禁止こそ  ふちせ候補が訴え

 5日朝、長崎県のふちせ栄子比例代表候補(長崎一区重複)は、長崎市の本原交差点で地元の党支部とともに立ち、民主党の小沢代表疑惑について訴えました。

 ふちせ候補は、「昨四日の小沢代表の会見を聞き、納得した人はいるでしょうか」と切り出し、「数千万円の献金をもらっているのに、どういう団体かも調べもしない。どういう企業からももらえるものは何でももらう」という態度は、日々のやりくりに苦労している、国民の気持ちとあまりにあまりにかけ離れている、と強く批判しました。

 そして、「民主党が自ら疑惑を解明できないなら、国会がその役割を果たすことが大事であり、西松建設から献金を受けている自民、民主の議員が多く、その全容解明も必要」と訴えました。

 さらに、ふちせ候補は、「企業献金は会社の利益を目的にしたもので、政治腐敗をもたらすもの。今こそ企業・団体献金の禁止に踏みだすときです。企業献金を一円も受け取っていない日本共産党を総選挙で伸ばし、清潔な新しい政治をつくりましょう」と呼びかけました。

 演説を聞き、車から手を振って声援を送る人や、「全くその通り」とうなづく市民の姿も見られました。