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米原子力空母入港に抗議
佐世保で平和団体が集会
米海軍の原子力空母ステニスが2月27日、佐世保港に入港しました。地元の平和団体が佐世保港の入り口に位置する野崎町県道で緊急の抗議集会を行いました。
午前9時45分、ステニスの巨大な姿が港口に現れると参加者はいっせいに、「ステニスは佐世保に来るな」「ステニスは帰れ」と怒りのシュプレヒコールをあげました。
集会では山下千秋佐世保原水協理事長が「原子力空母の佐世保寄港は4年連続。昨年2月からは半年に1回入港している。佐世保が原子力空母の準母港化として深く米世界戦略に組み込まれようとしている。腰をすえた基地強化反対の運動を強めよう」とあいさつ。
畑田三郎平和委員会事務局長、内田武志県安保破棄実行委員会事務局長ね次々にマイクを握り、「空母が佐世保に来れば、福岡、鹿児島の民間港にも空母の随伴艦が入港するなど、日本全土がアメリカの戦争に利用される。連帯して米軍再編強化に反対しよう」など、訴えました。
入港目的は「乗員の休養、艦の補給・維持」とされ、3日まで滞在の予定です。
一日、ステニス入港に抗議する県民集会が佐世保市の松浦公園で開催されます。 |