「しんぶん赤旗」2009/2/21
西海市 
大企業優遇やめよ
 ふちせ比例候補、今徳市議候補が訴え


 日本共産党長崎南部地区委員会は十三〜十五日、衆院選での九州・沖縄比例ブロック二議席と四月におこなわれる西海市議選での空白克服をめざし、西海市で宣伝しました。

 宣伝カー三台、ハンドマイク隊三隊を出し、市内七十か所で宣伝。ビラを配布しました。ふちせ栄子衆院比例候補(1区重複)と今徳文雄予定候補らが日本共産党への支持を訴えました。

 ふちせ候補は、格差と貧困、派遣切りなど国民の暮らしを犠牲にし、大企業を優遇する自公政治を批判。「企業献金を受け取らない日本共産党だからこそ大企業に社会的責任を果たせと求めることができる。景気回復のためには雇用と社会保障の充実が必要」だと強調。
 大企業優遇税制や思いやり予算、軍事費を見直せば消費税にたよらなくとも財源はあると指摘しました。

 今徳候補は、「若者が働く場がない」「国保税を安くしてほしい」など市民から寄せられた切実な声を紹介。
 「市がくらしを守る防波堤としての役割を果たすよう求めていく」と訴えました。
 また、相次ぐ市の不祥事に市民の批判が高まっていることに、「市政の監視役としてがんばる」と決意を語りました。

 市民からは、国民の暮らしを見ない政治への怒りとともに、「がんばって」など期待が寄せられました。