「しんぶん赤旗」2009/2/10
島の振興に頑張って 
五島市議選2氏当選に激励

 長崎県五島市議選(定数二十二、四減)が八日投開票され、日本共産党の向原やすお氏、江川みつ子氏=いずれも現=が当選しました。はしもと憲治氏=現=は次点で及びませんでした。

 向原氏は一二九四票を獲得し、五位。江川氏は九一七票で二十二位でした。各候補とも得票を伸ばし、三氏の得票率も前回八・七%から今回十・七%に伸ばしました。

 三氏は、国保・介護保険料の引き下げ、中学校卒業までの医療費無料化、離島振興などを掲げ、これまで党市議団の果たしてきた役割などを訴えてきました。

 向原氏の選挙事務所では、多くの支持者が開票の経過を見守り、当選が決まると「よかった、よかった」と安堵の表情に。(写真上)

 事務所にもさらに支持者が次々と訪れ、約四十人が万歳で当選を喜びました。

一方、はしもと氏の結果を惜しむ声が多く聞かれました。

 江川氏は当落が最終盤までもつれこみました。当選が決まると支持者らとともに万歳で当選を喜び合いました。(写真下)

 支持者からは、「島は農業でも輸送コストなど離島の宿命をかかえている。合併して人口は毎年千人ずつ減っている。島の振興のためにがんばってもらいたい」など今後に期待する声が寄せられました。