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自由と民主主義願い
長崎市民つどう
一九九〇年、天皇に「戦争責任がある」と発言した当時の本島等長崎市長が右翼に銃撃された事件。このような蛮行を「二度と許すな」と「自由と民主主義を願う市民のつどい」が十六日、長崎市内で開かれました。
長崎市役所従業員組合が毎年この時期に開いているものです。
記念講演では、二〇〇七年、約一dの石をひいて「韓国謝罪の旅」をおした被爆者の廣瀬方人(まさひと)さんが「ストーンウォークコリア加害の歴史をくり返さないために」と題して講演しました。
原爆犠牲者の追悼と謝罪を目的に長崎ー広島間を石をひいて平和を訴えたアメリカの運動のなかで生まれた「ストーンウォーク」。
広瀬さんは、釜山から板門店まで千百`の旅をビデオ映像を交えて紹介し、日本の植民地支配の実態について語りました。「この旅で学んだことは、隣国でありながらいかに知らないかということ」と述べ、草の根の交流の重要性を訴えました。
つどいでは、戦争こそ最大の暴力であるとして、憲法九条を無視した米軍への戦争支援やイスラエルによるガザ無差別攻撃を批判し、思想信条の違いを超えた共同を呼びかけるアピールが採択されました。
参加した女性は、「草の根の活動が力になるということがわかりました。 |