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解雇撤回へともに
大村サコム門前で共産党
大幅な派遣社員削減をおこなっているサムコの大村工場。その労働者を励まそうと日本共産党大村市委員会は二十四日朝、門前で「サムコは雇用を守る社会的責任を果たせ」と訴えるビラと志位委員長の党創立記念講演ダイジェストDVDを配布しました。
「サムコは派遣切りをやめよ」の横断幕を掲げ、ふちせ栄子衆院比例候補(1区重複)、久野正義市議が訴えました。
ふちせ候補は、非正規切り防止の厚労省通達を紹介しながら、「全国で労働者が組合をつくり立ち上がっています。解雇撤回へともにたたかいましょう」と呼びかけました。
久野市議も、誘致企業として大村市から手厚い援助を受けながら、違法な解雇は許されないと訴えました。
職場へ向かう労働者たちはビラを次々と受け取り、多くの人が歩きながら読んでいました。
派遣社員の一人は、「今回は解雇にならなかったがこれからどうなるかわからない」と不安そうに話しました。
正規労働者は、「残っている派遣の人もいなくなるでしょうね。操業休止になれば、わたしたちもどうなるかわからない」。
「今日で終わりです」という派遣労働者は、「六年九か月働いてきましたが、仕方ありません。実家にいるので家の心配はありませんが、これから仕事が見つかるか不安です」と語りました。 |