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雇用守れと要請行動
県労連がサムコとソニーに
長崎でも派遣労働者の雇い止めが大きな社会問題となるなか、長崎県労働組合総連合(県労連)は二十四日、大村市のサムコと諌早市にあるソニーに対し、「雇用を守れ」と申し入れをおこないました。
申し入れ書は、会社は依然利益を上げ続けていると指摘し、派遣社員の削減を中止し、希望者を正規社員として直接雇用するよう求めています。
サムコでは門前で警備員が対応。県労連の大場雅信副議長が申し入れを読み上げ、警備員に手渡しました。ソニーでは総務課長が対応。申入書を受け取り、「本社に伝える」と答えました。
中里研哉副議長は、「ソニーが申入書を受け取ったことは前進」と述べました。
申し入れ後、両社の門前で宣伝。中里副議長は、いまだ利益を上げ、配当を続ける大企業が労働者の首を切ることは許されないと批判し、労働者に「ともにたたかいましょう」と呼びかけました。
ソニー前では、小雨の中、人間らしい雇用と働くルールの確立を求めるビラを配布。仕事を終えたソニーの労働者の車に一枚一枚渡しました。労働者らは車の窓を開け、ビラを受け取っていました。 |