「しんぶん赤旗」2008/12/24
被爆見舞金手渡す 
長崎県原水協


 毎年年末に原爆被爆者に見舞い金を届けている原水爆禁止長崎県協議会(県原水協)の柴田朴代表理事、川口龍也常任理事が十八日、長崎市にある長崎原爆病院を訪れ、進藤和彦院長に見舞い金を手渡しました。

 進藤院長はお礼の言葉を述べ、柴田氏らと懇談しました。

 進藤院長は、入院する被爆者が年々増えていることや高齢化が進んでいること、癌での入院が三割を占めることなど、被爆者の現状について説明しました。また、医師を韓国へ派遣するなど在韓被爆者の健康相談事業に取り組んでいることも紹介しました。

 原爆病院に先立ち、過日、柴田氏らは長崎原爆被災者協議会(被災協)にも見舞い金を届け、被災協の谷口稜曄会長は感謝の意を表しました。

 県原水協は近日、長崎原爆ホームにも届ける予定です。