「しんぶん赤旗」2008/12/13
18歳以下に保険証交付 
諫早 木村市議に改善答弁


 諌早市は、十二月定例議会で日本共産党の木村和俊市議(写真)の質問に答えて、「無保険」の子どもたち全員に保険証を交付したことを八日明らかにしました。

 木村市議は、国民健康保険の保険料が高くて払えず、短期保険証や資格証明書の世帯が増えていると指摘。

 中でも「無保険」の子どもたちの問題は「国民皆保険」の原則に反するとして、無保険の子どもをなくすよう指導した国の通知の趣旨に従い、早急に解決すべきだと主張しました。

 これに対し、健康福祉部長は、資格証明世帯で十八歳以下の子ども十七世帯三十二人全員に緊急に短期保険証を発行したと、国の指導より踏み込んだ改善をおこなったことを明らかにしました。

 夜間訪問もして保険証を届け、留守のところには内容証明郵便で送ったと答弁しました。

 さらに木村市議は、諌早市の国保料が、財政的に余裕があるにもかかわらず県内で最も高くなっていると指摘し、一世帯一万円の引き下げを要求しました。