「しんぶん赤旗」2008/12/06
住民の心にそう政治を 
五島市議選 現職3人勝利へ決起


 来年二月の五島市議選へ向け、五島市の日本共産党後援会は三日、市内で決起集会を開き、約百人の参加者が現職三人の全員当選へ決意を固め合いました。

 向原やすお、江川みつこ、橋本けんじ各市議がそれぞれ訴え、党長崎県委員会の山下満昭委員長が市議選をめぐる情勢について語りました。

 江川市議は、寄せられた住民アンケートを紹介しながら「住民の心にそった施策実現のためにがんばる」。

 橋本市議は、党の農漁業政策に触れながら、「第一次産業が発展してこそ地域が栄える。この問題を議会で取り上げ、政府に要求していく」と決意を語りました。

 向原市議は、委員長を務める地域経済活性化特別委員会の活動を紹介。国の政治を変えないと五島の活性化はできないと強調し、「市政でも、国政でも住民の立場に立つ共産党の議席こそ地域振興に欠かせない。三議席確保のために支援を」と訴えました。

 山下委員長は、定数が四議席減のもとでの選挙であり、実質上の議席増の選挙だと強調。構造改革路線の嵐が国民のくらしを破壊するなかで日本共産党への期待が高まっていると述べ、「『今度は共産党』とあらゆる人に訴え、全力で攻めの選挙にしよう」と呼びかけました。

 参加した男性は、「以前と比べ党に対する反応が変わってきている。市議選へ向けがんばりたい」と話しました。