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家計暖める政策必要
緊急提言で商工会議所と懇談
ふちせ候補と長崎市議団
日本共産党の長崎市議団とふちせ栄子比例候補(1区重複)は十九日、長崎商工会議所を訪れ、前田克彦専務理事らと懇談しました。
市議団からは津村国弘、内田隆英、牧山隆各市議が参加しました。
津村市議団長は党の緊急経済提言を手渡し、「アメリカ発の金融危機にあたり、いま政治のあり方を根本的に変え、政治の力で雇用と中小企業支援を強める必要があると考える。ご意見を議会や政策に反映させたい」とあいさつしました。
前田氏は、三菱重工(造船)がフル操業にもかかわらずこの金融危機で長崎の経済にブレーキがかかることを危惧していると述べ、長崎では大手の建設会社も銀行の支援でやっと存続している状況があり、小さいところは廃業・倒産に追い込まれているときびしい実態を語りました。
中小業者は融資を受けようにも手を出せない状況にあると指摘。緊急保証制度の利用が他県に比べ進まないのは長崎の景気停滞の反映だと述べました。
ふちせ候補が「外需依存ではなく、家計を温める政策が必要」と述べたことに対し、前田氏は共感の意を表明。規制緩和、アメリカ型の自由化政策に疑問を投げかけ、「見直す時期に来ている」と述べました。
定額給付金を疑問視。安心できる社会保障、国民のくらしが豊かになることが大切だと語りました。 |