「しんぶん赤旗」2008/11/4
西海市大瀬戸町 
田村比例候補迎え演説会 
自民党は庶民の気持ち分からない

 日本共産党のふちせ栄子衆院比例候補(1区重複)が町議を務めた旧大瀬戸町で田村貴昭比例候補を迎えての演説会が一日、開かれました。

 来年の西海市議選で空白克服をめざす今徳文雄予定候補が市議選に向けた決意を述べたのに続き、ふちせ候補が登壇。

 ふちせ候補は、漁業や農業に目を向けない政府を批判。「農業、漁業の再生なくして地域は再生できない」と述べ、企業献金を受け取らない日本共産党だからこそ国民の立場で政治を変えることができると訴えました。

 田村候補は、問題発言を繰り返す麻生首相の政治姿勢や大企業・大銀行ばかりに目を向けた経済政策を批判。大企業中心、アメリカいいなりの政治を正さなければ政治を変えることはできないと述べ、九州・沖縄比例ブロックで日本共産党の二議席を確保し、二つの政治悪をただしていこうと呼びかけました。

 会場には開会後も次々と住民が訪れ、最初に用意したいすが足りなくなるほど。初めて参加するという人も多くいました。

 漁業を営む女性は「国は大きなところだけ助けて、中小企業は切り捨てている。国に言いたいことは山ほどある」と話すと一緒に来ていた女性たちも、「自民党は金持ちだから庶民の気持ちはわからない」「年金を確実にもらえるようにしてほしい」などと話しました。