「しんぶん赤旗」2008/10/17
希望もてる社会に 
ふちせ候補と仁比議員が訴え


 九州・沖縄比例ブロックで二議席、長崎一区でふちせ栄子比例(一区重複)候補の勝利をめざす日本共産党の演説会が十四日、仁比聡平参院議員を迎えて、長崎市の県総合福祉センターで開かれました。
 
 登壇したふちせ候補は、この間寄せられた国民の声を紹介し、その苦しみの大本には「大企業優遇、アメリカいいなりの政治、国民のくらしをないがしろにする自公政治がある」と指摘。「国民が希望を持ってくらすことのできる社会をつくるために政治の中身を変えていこう」と訴えました。

 仁比議員は、青年の雇用、後期医療制度、経済とくらしの問題など、党が果たしてきた役割について語り、「解散」のために、補正予算や新テロ特措法を成立させようとしている民主党をきびしく批判しました。
 「今、日本共産党が大きくなることがどれほど待ち望まれているか。党を大きく躍進させ、自公政治を終わりにしようではありませんか」と呼びかけ、総選挙で勝利することが「国民が主人公の新しい政治をつくる」と将来の展望を力強く語りました。

 二百五十人の参加者は仁比議員の呼びかけに大きな拍手で答えました。

 就職氷河期を経験した子を持つ山口和子さんは、「これから日本をつくっていく若い人が立ち上がっています。がんばってほしい」と話しました。