「しんぶん赤旗」2008/10/17
使い捨て労働やめて 
青年が元気に訴え


 青年の願いを国会に届けようと長崎の日本共産党青年後援会が十二日キャラバンに取り組み、ふちせ栄子衆院比例候補(一区重複)、中西敦信・長崎市議とともに総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。

 キャラバンは、長崎駅前を皮切りに諫早、大村と宣伝カーを走らせ、各所でプラスターを掲げ、街頭宣伝を行いました。

 マイクを握った飯田彰吾さんは、若者が仕事場で名前ではなく、「ハケン君」と呼ばれていることを紹介。

低賃金・使い捨ての非正規雇用の若者の労働実態を告発しました。「このような働かせ方は、日本共産党以外の政党が労働法制を改悪してきた結果。青年を大切にする日本共産党を大きくしてほしい」と訴えました。

 ふちせ候補は、日雇い派遣禁止の流れなど、この間、日本共産党が果たしてきた役割について述べ、「日本共産党を大きく伸ばし、青年が夢を語り、希望を持って働くことができる社会をつくっていこうではありませんか」と呼びかけました。

 長崎市内の男子大学生は、「派遣になったら抜け出せないと聞いている。派遣する会社だけもうけるのはどうかと思う」。諫早駅前では女子高校生が、「学費が高いですね。給料も長崎は特に安いし。今の社会はおかしい」と話しました。

 参加した青年らは、「またやりたい」と感想を語りました。