「しんぶん赤旗」2008/10/16
国民にこたえる運動展開しよう
建交労大会開く


建交労長崎県本部はこのほど、長崎市内で第九回定期大会を開き、次期運動方針を決定しました

 中里研哉県本部委員長は、改憲派の重鎮であり、日米同盟を第一とする麻生首相を批判。「今度の総選挙は憲法に保障された権利を行使し、政治を大きく変える絶好の機会。蟹工船の労働者が不屈にたたかったように一票の重みを突き付けよう」とあいさつ。

 ふちせ栄子衆院比例候補は日本共産党長崎県委員会を代表して、「大企業を相手にたたかっている姿に励まされる。大企業優先の政治を変えるために力を尽くす」と建交労のたたかいに敬意を表し、連帯のあいさつを述べました。

 佐世保米軍基地工事代金未払い問題での十時間におよぶ県との交渉、西日本石炭じん肺訴訟などじん肺根絶のたたかい、「新幹線」建設中止を求める取り組みなど〇七年活動が報告されました。

 討論では、振動病患者の社会復帰としてホウヅキ栽培の取り組みや西日本石炭じん肺訴訟の経過報告と支援の訴えなどが出されました。

 総会は、憲法を力に、労働者・国民の期待にこたえる労働運動を展開しようと、新たな中期構想の実践やじん肺根絶闘争、国鉄闘争に取り組む方針を確認しました。

 中里研哉執行委員長(再)、藤原由紀子書記長(再)ら新役員が選出されました。