「しんぶん赤旗」2008/10/04
総選挙へ意気高く
   
事務所びらき 
ふちせ候補が決意


 「がんばれば前進できる。なんとしても九州・沖縄二議席確保へ大いに奮闘しよう」。

 比例代表・長崎一区合同事務所開きが二日、長崎市の日本共産党長崎県委員会で行われ、参加者が階段に溢れるほど盛会でした。支持者・後援会員が集まり、総選挙へ向けた決意を固め合いました。

 山下満昭県委員長は、「今度の選挙は二議席奪還の大きなチャンス」だと述べ、国民の中に日本共産党の政策への共鳴があると強調。「県内すべての有権者に党の政策を伝え、五万五千票を獲得するため全力をつくそう」と呼びかけました。

 日本共産党への期待が三人から語られました。国貞貴大さん(22)は、夢も希望も持てない若者の雇用や介護現場の実態など自らの経験にもふれ、「国民の目線を持っているのは共産党だけ。政治を変えることができるのは共産党」と党への確信を語りました。

 よみがえれ有明海、小長井・大浦裁判の原告団長の松永秀則さんからは党の選挙での勝利を期待するメッセージが寄せられました。

 ふちせ栄子衆院比例候補(長崎一区重複)は、語る会や懇談のなかで寄せられた声を紹介し、国民の苦しみの根源には、大企業優先、アメリカいいなりの国民の生活をないがしろにする自公政治があると述べ、「夢や希望を語ることができる生活を取り戻し、新しい政治をつくるため力を尽くす」と総選挙へ向けた決意を語りました。