「しんぶん赤旗」2008/9/25
九州沖縄いっせい宣伝 
ふちせ候補ら、共産党躍進訴え

 麻生新政権が発足した二十四日、総選挙での躍進めざそうと、「九州・沖縄ブロックいっせい宣伝行動」が全八県でとり組まれました。

 長崎県では、党県委員会の山下満昭県委員長とふちせ栄子衆院候補が長崎市内で、宣伝カーから市民に党の政策をうったえ、支持を呼びかけました。

 長崎駅前では、山下県委員長が「麻生新内閣が誕生して、間もなく総選挙が行われます。総選挙には二つの選挙があり、一つは比例代表選挙です。現在九州・沖縄ブロックでは定数二十一に対してわずか一人です。ぜひ、比例選挙では前回の一・五倍に支持を伸ばしていただき、今度こそ九州から共産党の二議席を実現させてください」と訴えました。

 ふちせ候補は、「派遣労働を自由にして、不安定で賃金の安い働きかたを若者たちに押しつけ、無慈悲な医療差別を持ち込む後期高齢者制度をつくったのも、根っこは大企業優遇の政治だからです。大企業中心と、アメリカ言いなりをただす日本共産党が伸びてこそ、政治の中身が変わります」と、力を込めて訴えました。

 電車を待ちながらじっと聞き入る若い男性や、女性のグループが見られ、宣伝カーに手を振りながら通過する通行人やドライバーも目につきました。

 午前、堀江ひとみ県議、内田隆英市議も駅前で訴え。三十代の警備員は、「この業種は派遣のようなもの。十年前に比べ、価格破壊で給料が減っている。どうにかしてほしい」と話しました。

 長崎県内各地で議員や後援会が宣伝しました。