「しんぶん赤旗」2008/9/27
軍事費削って暮らしに
 政治変えようと昼休みデモ

 臨時国会が開会された24日、長崎市で国政の革新を求める昼休みデモが行われました。

 「軍事費削って、暮らしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会が呼びかけたものです。

 デモには労働組合や民主団体から50人が参加。のぼり旗やプラカードを掲げて長崎市水道局前を出発しました。

 宣伝カーから、「総選挙が目前です。政権の担い手を代えても政治の中身を変えなければ、破綻した社会を立て直すことはできません。大企業に応分の負担を求め、アメリカいいなりの政治をただして、国民が安心して暮らせる日本をつくりましょう」と呼びかけました。

 参加者は、「総選挙で勝利して政治を変えよう」「労働者派遣法は抜本的に見直せ」などシュプレヒコールをしながら市民にアピールしました。

 後期高齢者医療制度の廃止を訴えるビラを受け取った市民は、ビラを広げて見入っていました。

 集結集会で同実行委員会の川崎一宏代表世話人は、「小泉、安倍、福田首相と国民を苦しめる悪政を推進してきた。三年前の総選挙の悔しさを忘れず、いつ選挙があっても自民与党を敗北させ、私たちの要求を実現できる国会をつくっていこう」と呼びかけました。

 参加した青年は、「憲法は変えず、軍事費に税金つぎ込む政治を変えたい」と話しました。