「しんぶん赤旗」2008/9/20
財源示し展望語る 
ふちせふちせ候補らと支部が集い 
西海市


 日本共産党長崎南部地区委員会崎戸支部は十七日、地域の集会所でふちせ栄子衆院比例候補(長崎1区重複)と今徳文雄西海市議候補を迎え、「くらしと政治を語るつどい」を開催しました。

 ふちせ候補は、「私の暮らしはどうなるのか」と生活に不安を抱く高齢の女性の声を紹介。「政府が、後期高齢者医療制度の廃止も、物価高対策として投機マネーの規制も打ち出せないことに国民が希望を見出せていない」と述べ、総選挙で国民のくらしを優先する政治に切り替えることの重要性を訴えました。

 参加者からは、「自治会の役員をしているが、みんなが困っているのは年金と後期医療制度だ」「後期高齢者。毎年欠かさず集団検診を受けていたのに、お知らせが来なくなりショックだ」。消費税についても「ぜいたく品には高く、食料品には課税しないでほしい」などの意見が出されました。

 ふちせ候補は、日本共産党の見解をパネルを使って説明。大企業に応分の負担と軍事費を削減すれば消費税に頼らなくても財源はあることを明らかにし、今度の総選挙で「政治の中身を変えよう」と日本共産党への支持を訴えました。

 今徳市議候補は市議選に臨む決意を述べました。

 同支部が取り組んだ「つどい」は七回、参加者はのべ八十三人となりました。