「しんぶん赤旗」2008/9/17
今こそ共産党の出番
ふちせ候補が語る会で訴え

 長崎市の日本共産党中央地域後援会は十三日、地域の集会所でふちせ栄子衆院比例候補(一区重複)を迎え、「くらしと政治を語る集会」を開催しました。

 横崎重雄代表世話人は、「今、国民が生活を守るため立ち上がっている。総選挙で党の議席を伸ばすかどうかが、国民の生活を守れるかどうかにかかっている。一歩踏み出すことが大事」だとあいさつしました。

 ふちせ候補は、衆院選で九州・沖縄でなんとしても二議席確保させてほしいと訴え、「自民党総裁選の候補者はすべて小泉内閣の閣僚。くらしをないがしろにする政治を変えることはできない。選挙で日本共産党を大きく伸ばすことが新しい政治の流れをつくる」と強調しました。「消費税、企業献金、自衛隊。何をとっても民主党は自民党と変わらない。諫早湾干拓、新幹線の問題を見れば県内でも同じ」と指摘。「今度こそ民主党への見極めを」と呼びかけました。

 参加者からは、「諫干や新幹線。県と国が一体で進めている。本当に市民のためか議論が必要」「これまでの県政が何をもたらしたか。

 県政のむだ遣いを県民に明らかにすべき」などの批判や低賃金の長崎に大企業が進出していることなどが出されました。
 ふちせ候補は選挙へ向けた決意を語り、参加者は「知恵と力を出し合おう」と話し合いました。