大瀬戸町漁協
燃油直接支援して
組合長と田村候補らが懇談
 日本共産党の田村貴昭衆院比例候補とふちせ栄子衆院比例候補(長崎一区重複)、山下満昭県委員長らは四日、大瀬戸町漁業協同組合の岩本一義組合長と懇談しました。

 政府の省エネ対策について岩本組合長は、「対策は受け入れ難い。省エネはすでに行っており、これ以上できない。今の時期は漁場も近く、水揚げもあるので操業したほうがよいが、油が上がった分だけ経済的にはきびしい。これからはアラ漁。対馬まで行くのに燃油がかかる。直接支援をしてほしい」と話しました。

 田村候補は、「全漁連も投機マネーの規制を求めている。燃油高騰は漁民に責任はない。臨時国会で燃油の直接支援など追加支援を求めていきたい」と決意を語りました。

 懇談後、田村候補とふちせ候補は長崎市内で街頭宣伝を行いました。

 田村候補は、「国民みんなが困っているときに政権を投げ出した。自公政治が行き詰まってということ。民主党も自公と根っこは一緒。政治の中身変える日本共産党に支援を」と訴えました。

 ふちせ候補も、九州・沖縄で日本共産党の二議席確保のためがんばる決意を述べました。

 演説を聞いていた三十代の男性は、「私も官製ワーキングプアです。就職氷河期を経験しました。規制緩和が進み、歯止めがきいていない。共産党を応援しています」と期待の声を寄せました。