自公政治の深刻な行き詰まりの結果
  福田首相の政権投げ出し受けて、共産党が街頭宣伝

 福田首相の突然の辞任を受けて、日本共産党長崎県委員会は二日朝、長崎市役所前で街頭宣伝を行い、無責任な政権投げ出しを批判しました。

 堀江ひとみ県議は、「首相の辞任は無責任極まりないこと。自公政治が解体状況にあることの表れです。臨時国会で国民の前に政策を明らかにし、解散・総選挙で国民の信を問うべき」と訴えました。

 続いて山下満昭県委員長が、「二代続けて首相が政権を投げ出した。国民に夢を語ることのできない自公政治の行き詰まりの表れだ。大企業とアメリカに軸足を置いた政治をどう変えるか。政治の中身を変えることが重要であり、国民の力で変えていこう。日本共産党も全力を尽くす」と呼びかけました。

 牧山隆・長崎市議もマイクを握りました。

 出勤前の三十五歳の会社員は、「びっくりしました。選挙が近いかもしれませんね。でも政治に期待していません」。

 同じく三十代の女性は、「びっくりですね。国民のためにはいいタイミングというけれど、この不景気のときにどこがいいタイミングなんでしょうね。わかりません。何も期待していません」と政治に対する不信の声が多く聞かれました。

 子ども連れた女性は、「私たちと同じ目線の人に議員になってもらいたい」と話しました。

 党各地区委員会でも議員などが街頭宣伝をおこないました

    演説前にテレビ局の取材を受ける山下県委員長

   堀江県議、牧山市議、山下県委員長(左から)