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長崎新幹線
中止求める会が仁比参議院議員と懇談
日本共産党の仁比聡平参院議員は二十六日、「長崎『新幹線』の建設中止を求める県民の会」と長崎市内で懇談し、市民の反応や新幹線建設の問題点などについて話し合いました。
堀江ひとみ県議は、新幹線西九州ルートにかかる俵坂トンネル(佐賀県嬉野市〜長崎県東彼杵町)工事の入札が二十一日公告されたことや、十一月には鉄道建設所が大村市に設置され、測量やトンネル工事が始まることなど県・県議会の動きを報告。
また、フリーゲージ方式に関するこの間のマスコミ報道をメンバーが紹介。安全性やコストの面で実用化の見通しがたっていないことが明らかとなりました。
また、会が取り組む署名活動に寄せられた市民の怒りの声も紹介されました。
参加者からは、実用化の見通しがないまま、工事が進められようとしていることを危惧する意見や「県が言う経済波及効果の根拠は何か」「県民が望んでいるのは身近な交通機関だ」などの意見が出されました。
仁比議員は、「新幹線は国策ではなく、地元の要求があって初めてできるもの」だと強調。「住民の声に耳を傾け、国会活動に生かしたい」と述べました。 |