「しんぶん赤旗」2008/8/16


終戦の日 
戦争のない世界をと訴え
 長崎市議団

 「精霊流し」の準備が各所で目につく、十五日の長崎市。
 終戦記念日のこの日、日本共産党の津村国弘・長崎市議団長と中田ごう・副議長は長崎市内の中心部で街頭から、「被爆地長崎から、平和な日本つくろうの声広げましょう」と訴えました。

 津村団長らは、「去る九日は六十三回目の原爆の日で、多くの市民が核兵器と戦争なくそうの思いを新たにしました」と切り出し、「そして今日十五日は六十三回目の終戦記念日です。原爆被爆者をはじめとして先の大戦では三百万人以上の日本人と二千万人以上のアジアの人々が犠牲になりました。戦争放棄をうたった憲法九条を守り、『国と国とのいさかいは、話し合いで解決する』という世界の動きを広げ、戦争のない世界と日本をつくるために共に力をあわせましょう」と呼びかけました。

 津村氏のら訴えに、聞いていた観光客から「頑張ってください」の声がかけられるなど、各所で市民から声援が寄せられました。」