|
諌早湾で稚魚大量死
県共同センター「昨年より赤潮ひどい」
十三日朝、諫早湾で赤潮が発生し、ハゼ、キス、カニ、クチゾコの稚魚などが大量に死んでいることがわかり、諫早湾の干潟を守る長崎県共同センターは急きょ、現地調査を行いました。
JR小長井駅の近くの海岸には死んだ小魚が堆積しており、その数は数十万匹に上ると共同センターでは見ています。
現地を見た排水門の開門を求める裁判の松永秀則原告団長は昨年の赤潮よりひどい状況にアサリやカキへの被害を憂慮。「ここしばらく排水門からの排水がされておらず、調整池の水質は一段と悪くなっていると思われる。そうした汚れた水が排水されれば被害は一段と大きくなるのでは」と話しました。
現地調査のあと、日本共産党の木村和俊諫早市議も参加して諌早市に申し入れを行いました。
申し入れの内容は、@ただちに被害調査と原因の調査をすることAアサリ貝やカキへの影響を調査することB今後の排水門からの排水については、漁民と充分協議することCアオコについて調査することD排水門を開門することの五項目です。 |