「しんぶん赤旗」2008/8/1
税の使い方変えよう
 時津町で党「語る会」

 日本共産党のふちせ栄子衆院比例(長崎1区重複)候補は、浜辺なみえ町議とともに二十六日、長崎県時津町で開かれた「語る会」で町民と懇談。総選挙での支持を訴えました。

 ふちせ候補は、大企業優遇の税金について語り、トヨタ一社で千九百億円も減税となっていることを紹介。

 「千九百億円あれば、乳幼児医療の無料化ができる。世界一高い学費に悩む子どもたちが安心して学べるようになる。税金をどう使うか。集め方と使い方の問題」だと強調しました。後期医療制度や消費税増税問題にもふれ、「安心して暮らせるようにするのが政治の役割」だと述べました。

 浜辺町議は、町議会報告をおこない、町民の要求実現のために奮闘する決意を語りました。

 参加者からは、「干拓農地に匹敵する耕作放棄地をそのままに『農業を守る』とはご都合主義だ。典型的な無駄遣い。県の政治を変えなければ」「反対の人が多いのになぜ新幹線をつくるのか」「三菱があるのになぜ所得が低いのか。」などの意見が出されました。

 ふちせ候補は二十四日にも西田京子諫早市議候補とともに、諌早市で住民と懇談。ここでも諫早干拓に対する疑問が出されました。

 西田候補は、来年の諫早市議選で議案提案権を得る三議席目をめざす決意を述べ、支持を訴えました。