「しんぶん赤旗」2008/7/25
最賃上げ安定雇用ぜひ 
反貧困キャラバン長崎入り


 人間らしい生活と労働の保障を求めて取り組まれている「反‐貧困全国2008キャラバン(西九州ルート)」が熊本から長崎入りし、二十二日長崎市の鉄橋で宣伝行動を行いました。

 この行動には、県労働者福祉協議会や司法書士、民主商工会などが参加。「最低賃金の底上げを」「不安定雇用をなくして」など「反貧困」を訴えるビラを市民に配布しました。

 行動に参加した入山和明司法書士は、「派遣労働者が県外から戻ってきても仕事がなく、生活苦から(高利に手を出し)債務超過となる若者が増えています。収入がないため解決が難しい。生活保護基準(最低生活費)の切り下げをさせない取り組みも重要です。貧困の実態を訴えていきたい」と話しました。

 キャラバンは佐賀に引き継がれます。