「しんぶん赤旗」2008/7/22
党創立記念祝賀会開く
田村、ふちせ氏訴え


 日本共産党長崎県委員会・南部地区委員会は十八日、党創立八十六周年記念祝賀会を長崎市内で開きました。

 参加者は党への確信を深め、政治変革の決意を固め合いました。祝賀会には田村貴昭衆院比例候補が参加しました。

 山下県委員長は、「国民の苦難を軽減する日本共産党の出番。国民と響き合う情勢。衆院選では停滞打ち破り、九州・沖縄で二議席を実現しよう」と呼びかけました。

 あいさつに立った田村候補(写真)は、この間の懇談のなかで明らかになった県民のきびしい状況を紹介。

 マスコミで資本主義の限界論も語られるなかで、党は県民の要求を前面に掲げ、国民本位の政治を切り開いてきたと述べ、有明海訴訟で開門命令が出されたことにもふれ、「正義は国民にある。わが党にある。県民の声を国会に届け、要求実現までともにたたかう」と衆院選へ向けた決意を語りました。

 ふちせ衆院比例(1区重複)候補は、農業、漁業、医療などさまざまなところで党に対する期待が広がっていることを紹介。「政治の中身を変え、命と暮らしを支えることが求められている」と述べ、衆院選へ「全力を尽くす」と決意を表明しました。

 長崎被災者協議会の谷口稜曄会長が、「政治を正しい方向に。国民のための政治にしてほしい」と述べるなど、各団体から党への期待が語られました。