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自公政治の異常告発
五島市で石井副委員長
衆議院選挙で小選挙区の候補を立てない長崎3区の五島市内で5日、石井郁子副委員長を迎えた日本共産党演説会が開かれました。
会場の市総合福祉保健センターには、党の演説会は初めてという地元自治会関係者など150人が参加しました。
石井氏は、「共産党」と書いてくれる人を増やしに増やして九州・沖縄ブロックで2議席獲得を、と訴えました。
貧困と格差、子どもの教育などを実例に大企業優先、アメリカ言いなりという自公政治の異常ぶりを告発。党の「日本改革」について、資本主義の限界とその体制を乗り越える社会展望まで縦横に語りました。
また、石井氏はガソリン代が1リットル208円まで高騰するなど、農漁業をはじめ島民の苦しい生活の実情と「住民の命綱」として頑張る党市議の役割を紹介。来年2月の五島市議選(定数22,4減)で、何としても現有3議席の確保をと訴えました。
演説会では、ふちせ栄子比例候補があいさつし、向原安男、橋本憲治、江川美津子の3市議が議員活動などを報告しました。
演説を聞いた野口美穂子さん(69)は、「5万円の年金だけが頼り。お金がないので通院の回数を減らした」と、訴えるように話していました。 |