「しんぶん赤旗」2008/6/20
県の全自治体を網の目行進
核兵器廃絶をと五島市出発


 原水爆禁止長崎県協議会は、国民平和大行進が五十周年を迎えた今年、県内の全自治体を網の目行進しようと取り組んでいます。

 その最初の行進が十六日、五島市で行われました。

 雨の中、五島市役所前を出発。「核兵器のない世界のためにともに歩こう」と書かれたのぼりを持って商店街を歩き、市民に核兵器廃絶をアピールしました。

 行進に先立って、五島九条の会とともに中尾郁子五島市長を表敬訪問。
 中尾市長は懇談に応じ、「核兵器廃絶は人類の願い。なにより命を大切にする立場が大切です。高校生平和大使など若い人の活動に励まされます」と語りました。市長は、賛同募金を寄せ、行進ペナントにサインしました。

 参加した県原水協の内田武志さんは「継続することの大切さを感じた。五十周年の年に五島で行進できたことは意義あること」と話しました。