「しんぶん赤旗」2008/06/14
長崎市写真団体 合同写真展開く


 長崎市で活動する写真団体の写真展、長崎市写真団体合同展(実行委員会主催)が長崎市で開かれました(六月三日〜八日)。

 この写真展は、毎年六月一日の「写真の日」に合わせて一九七四年から毎年開催されているもので今年は三十五回目。日本リアリズム写真集団(JRP)など十六団体から約百七十点が展示されました。

 合同展では、五年ごとにテーマを「長崎」に統一。ランタンまつりや教会、港などそれぞれの「長崎」をとらえた作品が並びました。

 年金者組合写真クラブは、じゃがいもの収穫風景や米イージス艦の長崎入港に抗議する人たち。JRPは、古い民家の並ぶ裏通りや「高校生一万人署名」の活動風景。隠れ切支丹の歴史を感じさせる「枯松神社祭‐黒崎‐」など。「船つくる町」は造船所と斜面に建つ民家。新婦人写真小組です。

 写真展を訪れた女性は、「同じテーマでもいろんな写真があっておもしろいですね。目の保養に毎年見に来ています」と話しました。
 実行委員会では、合同展三十五回記念として写真集「長崎」第八集を発行しました。