「しんぶん赤旗」2008/06/07
あきらめないで、政治変えていこう
西海市で党語る会


 日本共産党のふちせ栄子衆院比例(長崎1区重複)候補は四日、西海市大瀬戸で語る会を開きました。

 語る会が開かれたのは戸数わずか二十戸ほどの山あいの集落。初めての開催です。住民らと八人で懇談しました。

 ふちせ候補は、パネルを使いながら、後期高齢者医療制度や農業政策の問題点についてわかりやすく語りました。

 住民からは、「消費税ができたときなぜ止められなかったのか」「野党は今がチャンス。なぜ審議拒否するのか。国民の気持ちに合った政策を打ち出すべき」「合併問題のときふちせ町議(当時)の話を聞いて共産党はきちんと考えてくれていると思った」などの疑問や意見が次々に出されました。

 農業についても「作物を作っても若い人がいないと消費も増えない」「温暖化で米もできが悪くなっている」「輸入自由化。できるものも作らせない。どこも田畑が荒れてしまっている」など農業の実態が語られました。

 ふちせ候補は、出された疑問にていねいに答えながら、「『政治は変わらない』とあきらめるのではなく変えていこう。そのためにも日本共産党を大きくしてほしい」と訴えました。

 「共産党は理想論ばかり言う」と言っていた男性は、「言いたいことを言ってすっとした」と明るい顔で話しました。