「しんぶん赤旗」2008/06/03
高齢者いじめ、消費税増税やめよ
長崎の最賃デー

 全労連が呼びかけた第二次最賃デーの三十日、全国統一行動に呼応して、「ストップ貧困幸せになろうよ08春のばってん一揆」(春闘共闘・「くらふく」実行委員会主催)が長崎市で取り組まれました。

 会場の鉄橋には、「若者に仕事を」「お年寄りは国の宝。みんなの力で後期高齢者医療制度を廃止しよう」などののぼりや横断幕が掲げられ、県労連や年金者組合など各団体から九十八人が座り込みや署名、ビラ配布を行いました。

 各団体のメンバーが次々にマイクを握り、「うば捨て山線に乗り換えさせる政治は声を上げ正していこう。制度を廃止させよう」「格差と貧困をなくすため最低賃金の大幅引き上げを」「最低保障年金を実現しよう」などと訴えました。

 後期高齢者医療制度の中止・撤廃を求める署名には多くの市民が足を止め、「がんばって」と言いながら応じていました。

 年金者組合県本部の世横崎重雄さんは、「財源に消費税が言われているが、財源論争はこれから重要になる。憲法に保障された生存権を守るたたかいをどう広げるかが大切」と語りました。

 この「一揆」で、七百七筆の署名が寄せられました。

 行動には、日本共産党の堀江ひとみ県議、ふちせ栄子衆院比例(1区重複)も連帯のあいさつを述べました。