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アンデパンダン展
長崎市で明日まで
長崎県美術館で第十三回アンデパンダン展が開かれています。
約百二十点の絵や写真、造形などさまざまな作品が展示されています。
長崎市美術振興会洋画部の主催ですが、福岡や佐賀からも出品されています。
老いた父親の姿を日記風にとらえた写真。原爆の惨状を押し花で表現した「未来への警告」。建国記念日に日の丸を振る人々をとらえた写真は戦前を思い起こさせます。
無審査のアンデパンダン展ならではのユニークな作品もあります。 見に来た人が参加する「TOY」。
三本の流木を組み合わせて立たせます。なかなか立たず苦労している人も、「だいじょうぶ。必ず立ちます」と出品者の「なみんうお」さんから励まされて何度も挑戦していました。成功したらみんなが拍手。「支え合って立つ。人とおなじですね」と参加者。「美術は楽しむもの」と「なみんうお」さん。
「アンデパンダン展は、つくる人も見る人も自由に楽しめます」と係の人は話しました。
同展は六月一日まで。 |