「しんぶん赤旗」2008/5/27
南島原 住民懇談会
農業・くらしを守る
ふちせ衆院比例候補が語る


 ふちせ栄子衆院比例候補(長崎1区重複)は二十一、二十二日、島原半島の三市で語る会を開き、住民と懇談しました。

 二十二日、南島原市深江町で開かれた語る会には、住民二十三人が参加。

 ふちせ候補はパネルを使いながら、大企業優遇の自公政治や後期高齢者医療制度の問題点などについて語りました。

 住民からは、「昔は年寄りはみぞがられて(かわいがられて)いたのに、これからは早よ死ねということ」「これ以上保険料が上がったらもう年金はない。生きていけない」「年金もないのに十%の医療費が払えるか」など怒りの声が噴出しました。

 ふちせ候補は、食糧自給率などグラフを示しながら農業の実態、日本共産党の農業再生プランについて語りました。

 「豊作のときは出来過ぎたと言って安くなり、不作の時もそのまま。米の価格が安すぎる」「どんな狭い田でも半分減反しろと言ってくる。もう減反できない」「畜産も赤字。後継者ができない」など農業の厳しい状況が浮き彫りになりました。

 南島原市の桑原幸治市議は、「国を変えないと暮らしを守れない」と述べ、参加者からも「私たちが悪政を止められる力を取り戻さなければ」の意見が出されました。

 ふちせ候補は、農業を守り、安心して暮らせる社会をともにつくろうと、日本共産党への支持を呼びかけました。