「しんぶん赤旗」2008/4/23
県立高校
入学金未納で式拒否問題
文教委員会を来月7日開催


 県立高校が、入学金の未納を理由に生徒を入学式に出席させなかった問題で、日本共産党の堀江ひとみ県議は二十一日、民主党議員二人と連名で文教委員会の招集請求書を委員長に提出、委員会開催を求めました。

 堀江県議は、「親の経済的な事情により入学式に出席できない、こうした子どもたちを二度とつくってはならない。県の条例によっておきたことであり、県の教育行政が問われている。政治で解決できる問題。文教委員会できちんと論議すべき」と発言しました。

 堀江県議は、この問題が発覚してから文教委員長に委員会または協議会を開くよう要請していました。文教委員会の開催について、委員の中から「県条例に違反したのならともかく、条例に基づいて実施されたことであり、委員会を開くことではない」と反対の意見が出ていました。
 このため、県議会委員会条例に基づき、今回の招集請求となったものです。
 結果、文教委員会が五月七日開かれることになりました。