しんぶん赤旗」2008/4/22
住みよい待ちづくりを
長崎健康友の会が総会

 健康で住みよい街づくりをめざして活動している長崎健康友の会は十九日、第三十三回定例総会を長崎市で開きました。

 冒頭、植田亘一会長は、「天下り、無駄遣い、利権をほしいままにしてきた政治のあり方への不満とも結合し、全国で後期高齢者医療制度への怒りが渦巻いている。一日も早い中止・撤回へ向け、運動を広げていきたい」とあいさつ。牧山敬子事務局長が活動報告を行いました。

 討論では、「後期高齢者の薄い保険証に、あとわずかの命と言われているようで悲しかった。血も涙もない制度。中止・撤回の運動をつくりたい」「班会で生きる力を学ばせてもらった」などの意見が出されました。

 総会は、「いのち・くらし・平和を守り、安心して住み続けられるまちづくり」をめざし、組織づくり、健康づくりなど運動を進める08年度運動方針を決議しました。

 合わせて、後期高齢者医療制度は、長生きをすれば肩身が狭くなる社会をつくるとして、制度の実施に抗議し、中止・撤回を求める決議を採決しました。

 総会には、日本共産党の堀江ひとみ県議も参加、連帯のあいさつをしました。