「しんぶん赤旗」2008/4/15
持続可能な農業へ 「再生プラン」に共感
長崎西彼農協の内海組合長と懇談


 日本共産党長崎県委員会と田村貴昭衆院比例候補、ふちせ栄子衆院比例候補(1区重複)は、長崎西彼農業協同組合を訪れ、内海悌二組合長らと懇談しました。

 田村候補は、「日本共産党の農業再生プラン」を手渡し、党が再生のための四つの提言を行っていることを紹介しました。

 内海氏は、今の米価では採算が合わないこと、みかんは量販店に買いたたかれていること、原油高でハウス農家が次々つぶれていることなど農家の苦境を語りました。

 また、ミニマムアクセス米を批判、生産費に見合う価格保障の重要性を強調しました。

 さらに、「農業再生プラン」に線を引きながら、「自給率五十%はやらないといけません」「新規就農者支援制度はいいですね。これはぜひ実現してほしい」「持続可能な農業経営、そうしないといけません」などプランに共感を示しました。

 山本光治専務は、「自給率は大きな問題。国際的に食糧が足りないと言われているのに国は対策を打てない。受給率は国の存亡にかかわるものだ。弱い者を切り捨てる弱肉強食でいいのか。生活できないから後継者がいない。そこを政治家は理解すべきだ」と語気を強めました。

 田村候補は、「プランを実現するためにも選挙でなんとしても前進したい」と決意をのべました。

 懇談には石丸完治党県農漁民部長、中西敦信市議も同席しました。