「しんぶん赤旗」2008/4/13
「戦争イヤ」中高生が次々署名
9条守り世界に
県共同センター

 「平和を守ってきた憲法九条をこれからも守り、世界に広げましょう」。 憲法改悪阻止長崎県共同センターは十一日、長崎市鉄橋で宣伝署名行動を行いました。

 共同センターのメンバーはマイクを握り、「改憲をもくろむ議員連盟が発足しました。マスコミの調査でも、世論は九条改悪に反対が過半数を超えています。反対の世論高まれば九条を守ることができます」「九条は、悲惨な戦争を経験した国民の平和を願う心の叫び。六十年過ぎても九条はひかり輝いている。九条を世界の常識に」と訴えました。

 メンバーは、「憲法変えたらどうなる?」のリーフを配りながら、市民に憲法改悪に反対する署名を呼びかけました。

 市民は、リーフを受け取り、署名に応じていました。帰宅途中の高校生が署名する姿が多く目につきました。
 女子高校生(二年生)は、「彼が戦争に行くことになったらいやだから」と署名しました。新一年生の男子中学生は、「九条のことは習っていないが知っています。戦争放棄ですよね。戦争はよくないと思います」と話しました。

 共同センターは、三月に開かれた総会で毎月宣伝行動に取り組むことを決定。この日が総会後、第一回目の行動となりました。