|
南線80年の歴史に幕
島原鉄道
長崎県の島原市・島原外港駅と南島原市・加津佐駅を結ぶ島原鉄道南線(35・3`)が三月三十一日で廃止となり、八十年の歴史に幕を閉じました。
加津佐駅では、十九時四十八分の最終列車に乗車しようと地元住民や鉄道ファンなど約百五十人が列をつくりました。五十代の女性は「さびしくなります。いつもこんなに多かったらよかったのに」と残念そうに話しました。
駅のホームでは、たくさんの人たちが南線最後の姿をカメラにおさめていました。
最後の列車が満員の乗客を乗せて加津佐駅を出発。住民らは手を振って名残りを惜しんでいました。 |