「しんぶん赤旗」2008/3/29
「切りつめて生活」
 長崎 消費税増税許すなと宣伝


 消費税が強行導入された1989年から20年目の怒りの4月1日が間もなくやってきます。
 消費税をなくす長崎の会は24日、長崎市の大丸前で署名行動に取り組みました。

 会のメンバーは、4月実施予定の後期高齢者医療制度について75歳以上の高齢者を差別するものだと批判。政府・財界が年金や医療など福祉の財源のために消費税の大幅引き上げの議論を始めているとのべ、「大企業、大金持ちへの欧米並みの税負担、無駄遣い、不透明な軍事費を見直すならば福祉財源は出てきます」「75歳以上の高齢者で、年金が年額18万円以上の人は、今年4月から保険料が天引きされ、医療も制限されます」と訴えました。

 市民は、「自民党・公明党内閣はやめてもらわんと、どうにもならんとではないでしょうか」(77歳女性)「今まで投票を間違えとりました。今度は野党に入れますよ」(78歳女性)「今以上に消費税が上がったら、この先どうなっとでしょうか。切り詰めて節約して生活しとっとですよ。戦中戦後ば生き抜いてきたけんね」(80歳女性)などと言いながら署名に応じていました。

 この日、5人が参加し、43人分の署名が寄せられました。