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後期高齢者医療制度
廃止訴え昼デモ
「お年寄いじめの後期高齢者医療制度は廃止せよ」「大企業への減税をやめて医療費にまわせ」。
十三日、長崎県社会保障推進協議会が呼びかけた後期高齢者医療制度の廃止を求める昼休みデモに労働組合や民主団体から百人以上が参加し、市民に同制度の廃止を訴えました。
参加者は、「うばすて山医療許さんぞ」「長生きはダメですか」と書かれたプラカードやのぼり旗を持ってデモ行進しました。
佐々町議会が全会一致で制度の見直しの意見書を採択したこと、野党四党が後期高齢者医療制度の廃止法案を提出したことも知らせながら、世論の力で廃止させようと訴えました。
集結集会で、自治労連の国貞亮一書記長は、自治体キャラバンのなかで、地域の医療が崩壊していることや後期高齢者医療制度が住民の理解を得られていないことなどが首長との懇談で出されたことを紹介、撤回までともにがんばろうと呼びかけました。
デモに参加した田中道生さん(69歳)は、「人生の最後までいじめるなんてとんでもない。こんなひどいことをする政府がどこにあるか」と話しました。 |