「しんぶん赤旗」2008/3/1
消費税増税ノー
なくす会が宣伝署名行動



 消費税をなくす長崎の会は2月23日、長崎市の大丸前で宣伝署名活動を行い、42人から署名が寄せられました。

 会のメンバーは、「政府と財界は消費税増税への地ならしを着々と進めています。社会保障国民会議のスタートはその具体的な第一歩であり、社会保障の財源に消費税増税を訴えています」。
 「自民党の麻生前幹事長は、雑誌に消費税を十%にして基礎年金を全額税負担しよう』の論文を発表しました」「社会保障の財源は消費税増税しかないのでしょうか。そうではありません。いまの軍事費への税金の使い方はむだ遣いではないでしょうか」
 「大企業への減税を見直し、欧米並みの税負担をするよう税のしくみを変えれば社会保障の財源はあります」などと訴えました。

 市民からは、「今後のわたしたちの年金もなんか不安に思えるのに、四月一日からは後期高齢者医療制度とかいう保険に組み込まれそうですね。それに消費税増税ですか。老人いじめが目白押し」ですね。絶対反対です」(七十八歳女性)
 「税金のむだ遣いをまず見直してほしいですね」(六十九歳男性)「大企業には減税、わたしたちには増税がずっと続いています。これから先も医療費や消費税の増税が次々にやってくるなんて、夢も希望もなくなりますね」(六十二歳男性)の声が寄せられました。