「しんぶん赤旗」2008/2/20
米兵暴行事件
被害者に謝罪、補償を
超党派女性議員32人声明


 沖縄の少女暴行事件を受け、長崎県内の超党派の女性議員の有志三十二人が十八日、抗議声明を発表しました。

 声明は、女性の人権を蹂躙する極めて悪質な犯罪であり、断じて許すことはできないとし、続発する米軍による事件・事故に抗議・要請を重ねてきたが綱紀粛正などの取り組みの実効性がまったく見えないと批判。

明確な謝罪と実効性のある犯罪防止策を示すべきとのべています。
1.被害者への謝罪及び完全な補償をすること
2.被害者の精神的なケアを十分行うこと
3.米軍の教育を徹底し、綱紀の粛正を図り、事件の再発防止の抜本的な解決策を公表すること

 の三項目を要求しています。

 声明は、総理大臣や外務省、駐日米大使館などに送付されました。
 記者会見には、県議会はじめ四つの議会から九人が参加。日本共産党の堀江ひとみ県議(写真中央会議)も出席しました。

 県内には、二十の議会に三十三人の女性議員がいますが、無所属の一人を除き声明に賛同しています。