「しんぶん赤旗」2008/2/19
沖縄米兵少女暴行
許すなと九州で一斉宣伝

長崎では党県委員長や県議らが


 沖縄の少女暴行事件を受け、長崎県委員会は十八日朝、長崎駅前で事件を糾弾する街頭宣伝を行いました。

 山下満昭県委員長は、沖縄の事件は断じて許せないとのべ、米軍基地のある横須賀や岩国、佐世保でも同じような事件が起こっていると指摘。「アフガンやイラクで人を殺している凶暴な海兵隊に綱紀粛正を言っても同じ。米軍基地を縮小、撤去しない限り解決にはならない」と訴えました。

 さらに、世界の流れは軍事同盟によらない平和の流れにあり、日米軍事同盟だけが強化の方向に向かっていることを批判しました。

 堀江ひとみ県議もマイクを握り、「沖縄の事件は女性として、母親として許せない。日本から基地をなくし、平和な日本をつくっていく」と決意をのべました。
 「沖縄の暴行事件は許せません」と声をかけながらビラを配ると、通り過ぎようとした人も手を出して受け取るなど関心を示していました。

 出勤前の二十代の女性は、「基地のことはよくわかりません。でも、近くにあったら怖いと思います。相手はまだ中学生ですよね。ひど過ぎます。」と語りました。

 長崎市役所前でも、中田剛、牧山隆、中西敦信市議が訴え。作業服の六十代の男性が「共産党ががんばらんば」と激励しました。
 各地区委員会でも宣伝をおこないました。