米原子力空母ニミッツの寄港に反対し
平和外交への転換求め集会
        赤嶺衆議院議員が情勢報告

 米原子力空母ニミッツが佐世保港に寄港した11日午後、佐世保市の浜田公園で抗議集会が行われ、200人が参加しました。県憲法改悪反対共同センターと安保破棄県実行委員会が呼びかけたものです。

 情勢報告にたった赤嶺政賢衆議院議員は、「佐世保に空母が入港したのをはじめ、長崎、鹿児島、小樽などにも米艦船が次々入るなど、ガイドライン制定後民間港を米軍が機動的に使えるような動きが強まっている」と危険な動きを指摘。
 「ニミッツはアフガン、イラク戦争に参加し原子力事故を起こしたこともある危険な空母。被爆県に入港することは許されない」と、強く入港を批判しました。
 そして、「今は平和の外交で紛争を解決するのが世界の流れ。軍事同盟強化の方向は、世界の流れから孤立している。今こそ、9条をもつ国として、平和外交に転換させるために力をあわせよう」と呼びかけました。

 主催者を代表して、川崎県労連議長があいさつし、地元佐世保や新婦人、民医連、青年などの代表が決意を表明しました。

 集会後参加者は、同市四ヶ町アーケードをデモ行進し、市民に「空母の入港に反対しよう」と呼びかけました。

 日本共産党のふちせ栄子衆院候補も、デモ行進の先頭に立ちました。