ふちせ候補、寒風の対馬路を行く
各所で訴え、多くの漁協と懇談


 日本共産党のふちせ栄子衆院比例(1区重複)候補は一月二十九日空路対馬に入り、漁協訪問と街頭演説を行いました。

 南北に八十二キロの広い対馬。武本哲勇対馬市議とともに二日間かけ、各集落を回りました。

 燃料代の高騰と魚価の低迷で苦しんでいる漁協を訪問。赤嶺政賢衆院議員の漂着ごみの処理方策に関する質問主意書やその答弁書、党県代表団の政府交渉報告書などを渡し、懇談しました。

 ある漁協長は、燃油高と魚価低迷、それに大型まき網による被害の状況などを語る中で、「この状況が続けば、対馬の漁業後継者は育たない。島の人口も近い将来半分になるのではないか」と、対馬の水産業の現状を語りました。

 寒風のなか、ふちせ候補は、道路特定財源や消費税などについて訴えました。

 対馬のガソリン代は一g百八十円以上。島にはガソリン代引き下げと公共事業としての道路建設を求める声があります。
 ふちせ候補は、「その道路が本当に必要かどうか見極めることが大切です」と訴えました。

 戸を開けたまま、店の中から最後まで聞く人。車を止めて「応援しています」と語りかけてくる人。車の中から手を振ってくれる人など。

 久しぶりの対馬での宣伝。多くの声援に、ふちせ候補は、「寒風を吹き飛ばす勇気をもらいました」と語りました。