田村、ふちせ候補がそろって訴え
 企業本位とアメリカ言いなり政治変えよう


 諌早湾干拓公金差し止め訴訟への長崎地裁の判決が示された28日、日本共産党の田村貴昭比例候補とふちせ栄子比例・長崎一区候補は長崎市内でそろって宣伝カーから訴えました。

 中田ごう長崎市議の紹介を受けてマイクを握ったふちせ候補は、「今日の判決は、長崎県の行政に問題ありと言いながら、行政の違法性については判断を示しておらず、司法の役割を果たしていない」と批判。これからも、間違った行政をただしていくために、奮闘する決意を述べました。

 田村候補は、「福祉や医療が削られ、本当に国民の暮らしは大変。自民も民主も『福祉のために消費税増税』と言っているが、とんでもないこと。大企業に力に応じた負担を求めれば、消費税増税なしに福祉の予算は確保できる」と訴え。
 また、自民公明が新テロ特措法を「再可決」でごり押ししたことを厳しく批判し、自主的で平和な外交への転換を訴えました。
 田村候補は、「財界言いなり、アメリカ言いなりをおおもとから変えていく日本共産党が伸びてこそ政治が変わります。大きなご支援を日本共産党に」と呼びかけました。

 両候補の演説をダイエー前で最後まで聞いた女性は、「共産党ほど親切な党はない。応援しています」と田村候補らと握手。「しんぶん赤旗」日曜版を購読してくれました。